がんドック

早期に癌を発見するための、がんドックを調べました。
発見率が95%を超えるための設備・検査項目などにも触れています。

がんドックの検査項目と発見できる病名一覧

早期発見で治療効果が大きくかわる癌。がんドックの検査内容と発見できる病気一覧を紹介します。

がんドックを定期的に受診することにより、通常の健康診断では見つかりにくい部位のがんや、症状が現れる段階になると完全な治療が難しいがんも、早期発見が可能になります。

特に、現在日本で増加傾向にある膵臓がん(消化器がんによる死亡の第5位)のように、特有の症状が見られないために発見が遅くなりがちながんを早期発見するためには、がんドックの定期的な受診が一番現実的でしょう。

がんドック各コースの検査内容

下記の表は、がんドックでよくあるコースでと、そこで行われる検査項目の組み合わせの一例です。クリニックによってコース名や検査は異なっているので、参考例としてご覧下さい。

  検査名 全身がん
ドック男
全身がん
ドック女
3大がん
ドック
胃・食道
がんドック
肺ドック 肺・膵臓
ドック
消化器
疾患
経鼻内視鏡    
大腸内視鏡      
ピロリ菌    
便潜血          
胸部CT  
胸部X線          
呼吸機能検査        
喀痰細胞診検査        
心疾患 心電図      
腹部 腹部CT        
膵臓CT          
乳腺検査 乳腺MRI          
骨盤腔 前立腺MRI男          
子宮・卵巣MRI女          
一般検査 身長・体重・BMI・腹囲・血圧・視力・聴力・血圧脈波検査      
血液検査 血液検査      
腫瘍マーカー男性6項目        
腫瘍マーカー女性7項目        
腫瘍マーカーP53        
腫瘍マーカー消化器        
腫瘍マーカー3種          
感染症3項目      
その他 画像CD        

見つけられる病気

  • 肺がん
  • 胃がん
  • 大腸がん
  • 肝臓がん
  • 膵臓がん
  • 胆嚢・胆管がん
  • 乳がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 悪性リンパ腫など

がんドックの費用相場

人間ドックでは基本コースのオプションとして肺がんセット・肺がんドックなどが用意されていることがあるものの、全身のがん検査が1度に行えるがんドックを提供している医療機関は多くありません。

東京エリアで高度な検査による全身のがんドックを実施している医療施設の費用相場は、おおむね次のようになります。

  • 【がんドック(全身)の費用】22~23万円

がんドックに使用する検査機器

がんの検査では一般的にPET-CTが知られていますが、PET-CTは早期の胃がん・食道がんの発見には不向きです。

全身の検査で癌が発見される確率の比較でもPET-CTが平均65.5%の発見率なのに対して、MRIとマルチスライスCT、内視鏡検査、血液検査を組み合わせたがんドックでは92.7%の高確率(八王子クリニック全身がんドック)で早期がんの発見に成功しています。

MRI(磁気共鳴画像)

磁気を利用して生体の断面画像を得ることができる装置のことです。X線を使わないため被曝の心配がないことが利点で、CTより鮮明な画像が得られることで早期に病変を発見することができます。

磁気を使用するので体内に金属が埋め込まれている場合は、撮影できないこともあります。MRIの原理を応用して体内の血管の様子を詳しく立体画像化することも可能で、これをMRAと呼びます。

CT(コンピューター断層撮影)

X線を全方位から照射して、体内を透過して検出器に集められたX線の情報をコンピューターで解析して断面画像を得る装置。本来は断面の平面画像を得る目的で開発された装置ですが、最近ではコンピューターの解析技術が進んだことによって3D画像化することも可能になっています。

初期のものでは検出器が1列しかなく撮影に時間が掛かることが欠点でしたが、近年になって4列、16列と複数の検出器をもつCTが開発され撮影時間も短縮できるようになってきました。検出器が16列以上あるCTを、マルチスライスCTと呼びます。

電子内視鏡

ビデオカメラを接続して、体内の様子をモニターに写して観察することができる内視鏡です。一般的に胃カメラとも呼ばれますが、上部から食道や胃を検査するものと下部から大腸を検査するものがあります。

胃カメラというと口からカメラを入れる経口内視鏡が一般的ですが、最近は痛みや不快感・嘔吐感が少ない経鼻内視鏡を備えた人間ドックも見られるようになりました。

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