心臓ドック

心筋梗塞や心不全を発見できる心臓ドックについて調べました。
人間ドック受診時の検査項目・使用機器・費用などをまとめました。

心臓ドックの検査項目と発見できる病名一覧

心臓の疾患や異常を発見する心臓ドックは、最新のMRIやCT、超音波などの設備を必要とするため、実施している医療施設も限られています。MRIを使う場合と造影剤を使った場合とがありますので、検査内容とそれによって見つかる病気の種類を見てみましょう。

心臓ドックの検査項目

  検査名 心臓ドック
非造影コース
心臓ドック
造影コース
心疾患 心臓MRI  
心臓CT(非造影)  
心臓CT(造影)  
心臓エコー
心電図
メタボ検査 内臓脂肪CT
メタボリック血液検査 5項目
一般検査 身長・体重・BMI・腹囲・血圧・視力・聴力・血圧脈波検査
血液検査 血液検査33項目
その他 後日検査説明(希望者のみ)

見つけられる病気

  • 心筋梗塞
  • 心臓弁膜症
  • 心筋症
  • 心不全

心臓ドックの費用相場

心臓ドックの費用は、使用される検査機器や検査内容によってかなり違いがあるようです。

超音波検査と心電図検査だけの医療施設では3万円程度の料金で心臓ドックを実施している場合もありますが、最先端のMRIやCTによる検査、超音波エコー、心電図、血液検査などを組み込んだ心臓ドックでは、おおむね次の金額が相場になると考えて良いでしょう。

  • 【心臓ドックの費用】5~10万円

心臓ドックに使用する検査機器

最近までは心疾患の早期発見は難しいことでした。心筋梗塞の検査は心臓カテーテル検査が主流でしたが、検査にリスクが伴うことや入院を必要とすることから人間ドックに心筋梗塞の検査が組み込まれることはありませんでした。しかしMRIやCTなどの画像診断技術が進歩したことで、現在では短時間で安全・確実に心筋梗塞の検査ができるようになりました。

MRI(磁気共鳴画像)

磁気を利用して生体の断面画像を得ることができる装置のことです。X線を使わないため被曝の心配がないことが利点で、CTより鮮明な画像が得られることで早期に病変を発見することができます。

磁気を使用するので体内に金属が埋め込まれている場合は、撮影できないこともあります。MRIの原理を応用して体内の血管の様子を詳しく立体画像化することも可能で、これをMRAと呼びます。

CT(コンピューター断層撮影)

X線を全方位から照射して、体内を透過して検出器に集められたX線の情報をコンピューターで解析して断面画像を得る装置です。

本来は断面の平面画像を得る目的で開発された装置ですが、最近ではコンピューターの解析技術が進んだことによって3D画像化することも可能になっています。

初期のものでは検出器が1列しかなく撮影に時間が掛かることが欠点でしたが、近年になって4列、16列と複数の検出器をもつCTが開発され撮影時間も短縮できるようになってきました。検出器が16列以上あるCTを、マルチスライスCTと呼びます。

超音波診断装置(エコー)

検査対象部位に超音波を当てて、反射した超音波を測定することで内部の様子を可視化する装置です。

心臓や頚動脈、腹部、乳房など、下腿頭蓋に覆われた頭部を除けば、体のほとんどの部位で超音波による健診が可能です。

リアルタイムに画像を見ることができるため、心筋梗塞や動脈硬化の予兆の発見に大いに役立っています。また女性の乳がんの検査などでもX線マンモグラフィーと比べて痛みや不快感が無く、病変の検出精度にもすぐれていることが特徴です。

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