当日の流れは?

ここでは人間ドックのスケジュールの流れを日帰り・宿泊に分けて紹介しています。

人間ドック日帰り・宿泊コースそれぞれの流れ

疑問

人間ドックのスケジュールの組み立て方は、医療施設によって異なります。

MRIやCTなどの最新検査機器がある病院と無い病院では検査項目も異なるため、すべての人間ドックに共通の流れを紹介することは不可能ですが、1つのモデルケースとして最新検査機器が揃った医療施設での人間ドックの1日の流れを、時間を追って見てみましょう。

日帰りタイプの検診の流れ

来院・受付 MRIやCTなど高度な検査を行う人間ドックでは、午前8時から9時くらいまでの間に、受付を開始することが多いようです。3時間ほどで検査が終わる簡単な人間ドックの場合は、午後から受け付ける医療施設もあります。
着替え 更衣室で医療施設指定の健診着に着替えます。検査が始まるまでは、人間ドック専用の控室でくつろぐことができます。
問診・基本検査 担当医師の問診と、身長・体重・体組成計・視力・聴力・血圧・採血・腹囲・眼底・心電図・呼吸機能検査・胸部X線・腹部超音波検査などの基本的な測定と検査が行われます。検査時間の目安は30分から1時間程度です(病院と検査項目によります)。
MRI・CTなどの撮影 MRIやCTなどの検査機器を使った精密な画像撮影が行われます。撮影に必要な時間は、使用する装置の性能によって異なります。
内視鏡検査
(胃カメラ)
内視鏡で食道や胃壁の検査を行います。内視鏡には口から入れるものと、鼻から入れるものがあります。直腸や大腸の内視鏡検査を行う場合には、下剤が処方されます。
着替え 午前中の検査を終わって、自分の服に着替えます。
昼食 午前中だけで全ての検査が終わる医療施設もありますが、午後も検査を行う人間ドックでは昼食をとります。昼食は病院附属のレストランなどで、サービスされることも多いようです。
着替え・午後の検査 午前中に全ての検査が終わっている場合は、着替えの必要はありません。午後の検査ではオプションで選択した検査が行われます。選択したオプションが多いほど、検査終了時間が遅くなります。検査が終わったら、自分の服に着替えて結果を待ちます。待合室として雰囲気の良い専用の部屋が用意されている医療施設もあります。
結果説明・会計 検査の結果を当日渡してくれる病院もありますが、後日郵送してきたり来院して結果を受けとる病院もあります。検査結果を当日渡してくれる病院では、医師と面談して結果説明と生活のアドバイスなどを受けることができます。

宿泊タイプの検診の流れ

1泊2日(宿泊)の人間ドックでは、検査項目を増やせることや1日の検査内容を少なくして心身への負担を軽くできるメリットがあります。豪華な宿泊がセットになっている人間ドックなど、リラクゼーションを兼ねたコースも人気です。

宿泊コース1日目の検査の流れは日帰りコースとほとんど同じですが、超音波検査や内視鏡検査を2日目に回している病院もあります。

2日目は1日目に比べて時間が短めに設定されている医療施設が多いよう。平均的には1日目が6~7時間なのに対して、2日目は3~4時間程度です。2日目の検査を午前中で終わってしまう医療施設と、午後まで検査を行う医療施設があります。宿泊コース2日目のスケジュールは、おおよそ次のようになります。

来院・着替え 午前9時頃から受け付けている医療施設もありますが、午後から受付のところもあります。2日目が結果説明だけで検査がない場合は着替えの必要がありませんが、検査を行う場合は健診着に着替えます。
検査開始 超音波検査や内視鏡検査など、1日目に行わなかった検査を行います。2日目にPET検査を組み込んでいる病院もあります。オプションの検査項目が多い場合は、その検査も組み込まれることがあります。
昼食 自分の服に着替えて昼食をとります。午前中で検査が終わる場合は、昼食はありません。
検査結果説明・会計 医師と面談して検査結果の説明を受けます。後日、結果を郵送してくる病院もあります。

人間ドック検査前日の注意点

受診する前日は、午後9時以降の飲食を控えるように指示されます。夕食は普通に食べて大丈夫ということになっていますが、なるべく消化の良いものを軽めにと考えておいた方が良いでしょう。

油っこい食べ物や糖分・塩分が多い食べ物は、翌日の尿・血液に反映されるため正確な検査結果が得られないことがあります。アルコールや煙草も控えるように言われることが多いようです。

その他の注意点

医療施設によっては人間ドックに先がけて、問診表を渡される場合があります。問診表は病院で書いても良いですが、時間を有効に使うためには家で書いておいた方が良いでしょう。

検尿や検便のための採取を自分で行って持参する人間ドックでは、当日忘れないようにメモなどに書いて目立つところに貼っておきます。9時以降は飲食禁止と言われると、却って喉が渇いたりお腹が空いたりしやすいものです。人間ドックの前日にはなるべく早く寝てしまうことがコツと言えるかも知れません。

人間ドックを受ける前に確認しておきたい5つのポイント

35歳以上、または40歳以上になると、「人間ドック」を受けることが勧められますね。
健康体を維持するために、定期的な検査はとても重要になりますので、ぜひ適齢を向けたら人間ドックを受けることをおすすめします。

初めて人間ドックを受ける人は、細かい点で疑問を抱くこともあるかもしれません。
ここでは、人間ドックを受ける前に確認しておきたい5つのポイントについてまとめてみました。

人間ドックを受ける前に薬を飲んでいてもよい?

血圧の薬など、人間ドックの受診時に通院していて、薬を服用しているという人も多いと思います。
ただ、人間ドックでは尿検査を行いますので、薬によって検査結果が変わってしまわないか不安になりますよね。

結論からいうと、医師から指示を受けて薬を服用している場合は、それらの薬は普段通り飲んでも問題ありません。
特にてんかんの薬や精神安定剤などは、突然服用を中止してしまうと疾患の症状を悪化させる恐れがありますので、きちんと飲んでください。

また、高血圧や心臓病などの、重度の疾患を予防するための薬においても、普段通り服用しても問題ない場合があります。
ただ、糖尿病の薬などは、服用することで検査結果が変わってしまうことがあるので、薬を服用している人は、事前に人間ドックを受ける施設に確認しておくとよいでしょう。

ペースメーカーを入れている人でも人間ドックを受けられる?

人間ドックについては、ペースメーカーを入れていても問題なく検査ができる項目もありますが、MRIやMRAを使用して検査をする項目は、行うことができません。

ペースメーカーを入れている人は、やはり事前にその旨を申告し、人間ドックの受信について確認しましょう。
また、当日は手帳を忘れずに持参してください。

人間ドックを受ける前日は、自由に好きなものを食べてもいいの?

人間ドックを受ける前日は、遅くとも21時以降の食事は控えるように指導されます。
これは、翌日の前日から検査を行う際に、胃の中を空っぽにしておくためです。

人間ドック前日の食事については、過度な制限をする必要はありませんが、できれば消化のよいものを食べるようにすることをおすすめします。
油分の多いものや消化の悪いものは、翌日まで消化できない可能性がありますので、翌朝までに消化できるものをいただきましょう。

ちなみに、人間ドック前日の飲酒についても、21時前に少量を飲む程度なら問題ないとされていますが、アルコールが翌日の朝までに完全に分解されない人(お酒が弱い人など)は避けたほうが無難です。

うっかり人間ドックの前日に食事をしてしまった場合は?

前日21時までに食事を済ませるつもりが、ついうっかり21時以降に食事をしてしまった、ということがあるかもしれません。
この場合は、当日速やかに受付の人に食事をしてしまったことを申告し、何を食べたかなどもきちんと説明してください。

時間や食事内容によっては通常通りの人間ドックを受けられる場合もありますが、逆に検査の結果がきちんと出ず、後日再検査を行うというケースもあります。

人間ドックの前に運動をしてもいい?

軽い運動であれば、人間ドックの前に運動をしても問題ありません。
ただし激しい運動になると、心肺機能が安静時と異なってしまい、検査に影響が出てしまう場合があります。
サッカーなどの激しい運動を本気で行うことは、人間ドック前は控えましょう。

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