クレジットカードは使える？

東京で人間ドックを行っているクリニックの中には、予約時または受診当日に、クレジットカードで支払いができるとこが増えました。決して安くはない人間ドックの受診費用。クレジットカード決済ができるクリニックがスタンダードとなったのは嬉しいですが、いくつかの注意点があるようです。

※2022年4月時点の情報です。

クレジットカードが使えることによるメリット

クレジットカードのポイントが貯まる

クレジットカードで支払いを行うことで、クレジットカード会社のポイントを貯められます。とくに人間ドックをはじめとする医療費は通常の買い物よりも高額になりがちですから、ポイントが貯まるのは嬉しいポイントです。

現金をもっていなくても受診できる

クレジットカードの大きなメリットとして、「手元に現金がなくても支払いを済ませられる」という点があります。人間ドックを受ける予約をしていたものの、急な出費が重なり手持ちが不安…という場合もあるでしょう。また、「まとまった現金をできるだけ持ち歩きたくない」という人も、クレジットカードなら大金を持ち歩かずにすみます。

衛生面におけるリスク回避にもつながる

近年では、感染症のリスクを回避するために現金でのやりとりを控えている人も多いようです。紙幣や硬貨は不特定多数の人が触れますが、クレジットカードは基本的に持ち主しか触れません。とくにクリニックではさまざまな感染症の診療も行っていますから、衛生面でのリスクを考慮してクレジットカード払いを選ぶのもおすすめです。

クリニックによってはカード払いができない

クレジットカードに対応している病院は増えていますが、クリニックによってはクレジットカードに対応していない場合もあります。
クレジットカード対応はとくに支払いを行う利用者にとってメリットが大きいものですが、クリニックにとってはデメリットも無視できません。クレジットカード導入には費用がかかるうえ、利用手数料をカード会社に支払う必要があります。とくに小規模なクリニックでは利用手数料等が負担となり、クレジットカード決済を導入しないケースも多いようです。

人間ドックでのクレジットカード利用の注意点

分割払いができないクリニックがある

高額な人間ドックの費用なので、クレジットカードが使えればとても便利。

でも、カード可のクリニックの中には、一括払いのみ可能というところもあるようなので、分割払いを希望する方は事前に確認しておくようにしましょう。

デビットカードが使用不可の場合がある

即時払いの手軽さで普及しているデビットカードでの支払いを行っているクリニックも増えてきましたが、まだまだ未対応のクリニックも存在しているので、デビットカードでの支払いを考えている方は、受診前には確認をするようにしましょう

まれにコースや診療内容でクレジットカードが対応していない場合も

今ではクレジットカードに対応していない人間ドックを探す方が難しいほど、クレジットカード決済は普及していますが、まれにコースや診療内容によっては決済ができないものもあります。

とくに人間ドックに行ったついでに通常の外来を受けたりなど、ドック以外に受診する場合には使用できないところもあるようです。

クレジットカードは本人名義でないと使用できない

クレジットカードは原則的に本人名義でないと使用できません。ご家族の人間ドックの付き添いでやってきて、支払いをクレジットカードで行おうとした際に、支払いを断られる可能性があります。

カードを所持していない家族への人間ドックの支払いには現金で支払うか、または事前に人間ドックをギフトとしてプレゼントできるクリニックもありますので、こちらを利用するのもおすすめです。

【番外】電子マネーの取り扱いについて

普段の買い物でnanacoやWAON、PASMOやSuicaなどの電子マネー、PayPayやauPAYなどのQRコード決済を利用している人も多いでしょう。クレジットカード以外にも電子マネー等での支払いが可能であれば、利用者にとっては大きなメリットですよね。

しかし、クリニックにおいての支払い方法は現金とクレジットカードが主流。電子マネーやQRコード決済にも対応しているクリニックはまだまだ少数派です。
また、クリニックの運営状況によっては電子マネーやQRコード決済の取り扱いがなくなる可能性も否定できません。そのため受診時は複数の決済手段を用意しておくことをおすすめします。なお、複数の決済手段に対応しているクリニックであれば支払い方法で困ることがないため安心です。

人間ドックをギフトとして贈れる
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