20代女性
ここでは、20代女性が人間ドックを受けるべきなのかについて、見つかりやすい病気や受けるべき検査についてまとめています。
20代女性が人間ドックで見つかりやすい病気
人間ドックは生活習慣の乱れを要因として発症する病気やがんの早期発見を目的としています。20代女性は健康と感じるので、人間ドックとは無縁と感じることもありますが、以下のような病気を発症する可能性があります。
- 子宮内膜症
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫
- 乳がん・子宮がん
- 骨粗しょう症
- 甲状腺機能障害
- 子宮頸がん
- 生活習慣病
生活の乱れから生活習慣病を発症するリスクがありますが、他にも20代から発症する可能性がある疾患があります。子宮頸がんは若年層であっても発症するリスクがある疾患ですし、若い女性に急増しているがんもあります。
症状が進んでしまうと、肉体的に大きな負担となるため、早期発見が望まれる疾患ばかりです。20代のうちから健康状態を確認しておき、身体の異常にすぐに気が付けるようにしておきましょう。
また20代女性でも、無理なダイエットが1つの要因となり、骨粗しょう症になる可能性も否定できません。定期的な健診によって、自分の身体を無理させていないかチェックしておくことをおすすめします。
受けるべき検査
20代女性が受けるべき検査は、基本的な人間ドックに女性特有のがんの検査です。人間ドックを提供している健診施設では、レディースドックなどのように、女性の身体を考えた検査が提供されている可能性があります。
主に以下の検査が含まれているものです。
- 経腟エコー検査
- 子宮頸がん検査
- 乳がん検査
年齢層が高くなると、発症リスクは高まるものもありますが、20代から受診していても早すぎるものではありません。ライフステージの変化に合わせてこれらの検査の受診を検討するのが望ましいでしょう。
病院の選び方
20代女性が人間ドックを受診したいなら、女性特有のがんの検査が含まれているかよく確認しておくことをおすすめします。若年層でも発症する疾患があるため、基本的な人間ドックの検査に女性特有の検査をオプション追加できるか確認して、コース選択するとよいでしょう。
