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なぜ妊娠中に人間ドックを受けてはいけないのか

妊婦

妊娠している女性は、胎児への影響を極力減らすために人間ドックを受けられません。とはいえ、理由もわからずただ「人間ドックはダメ!」といわれても納得できないでしょう。

今回は、どうして妊娠中は人間ドックを受けられないのか、もし妊娠中に人間ドックを受けてしまったらどうすればよいのか、といった情報をご紹介します。

どうして妊娠中に人間ドックを受けられないの?

妊娠中の女性が人間ドックを受けないほうがよいといわれるのは、「胎児に影響があるかもしれないから」です。

とはいえ、体重や身長、血圧や聴力を計ったところで胎児に影響が出るはずもありません。では、どういった検査が妊婦によくないといわれているのでしょうか。

一番はレントゲン検査による胎児への影響を考えているから

一番の問題は、バリウムやCTなどのレントゲン撮影による放射線の被ばくが、胎児に悪影響を与えてしまうかもしれないからです。

もちろん、検査用の機器による被ばく量はごく微量で、大人や子どもが検査を受けてもただちに影響が出ることはまずありません。

しかし、胎児は未熟でか弱い存在。被ばくに対する抵抗力も弱いため、念には念を入れて影響があるかもしれない検査を行う人間ドックは受けないようにしましょう、といわれています。

人間ドックの当日に妊娠がわかった場合はどうすればよいの?

気になるのは、「妊娠初期だけど、人間ドックを受けることになった」「人間ドックの当日に妊娠がわかった」というケースですよね。しかし、ご安心ください。事前に医師へ相談し、影響のある検査を外しておけば、まず問題はありません。

影響のある検査を外してもらうこともできる

人間ドックの検査項目のなかで胎児に影響がある可能性をもっているのは、各種レントゲンによる検査に腹部や子宮を刺激する触診、子宮頸がん検査などです。

つまり、人間ドックを受ける場合、妊娠していることを伝えて一部の検査を外してもらえば、その他の検査を受けても問題はありません。

妊娠したからといって健康診断を避ける必要はない

妊娠を無事乗り切るためには、お母さんが健康でいることが一番です。胎児にあまり影響のない検査もたくさんあるので、せっかく検査を受けることになったのなら健康に問題がないことを確認してもらいましょう。

人間ドックを受けたあとに妊娠がわかった場合は?

もし、人間ドックを受けたあとに妊娠がわかった場合はどうすればよいのでしょうか。答えは、「ほとんど胎児に影響はないので落ちついて生活する」です。

一般的な検査で胎児に影響が出ることはまずない

「日本放射線技術学会」によると、胎児に影響が出る被ばく量は「100mGy(ミリグレイ)」以上だとされています。

病院で使っている機器にもよりますが、頭部や胸部、腹部、腰などを含む全身のX線検査を受けた場合の被ばく量はおおよそ20から30mGy前後。PET検診のように全身をチェックする検査でも、1回あたりの被ばく量は100mGyの0.05倍程度だとされています。

よほど強い放射線を、継続的に直接お腹へあてるような治療を行わない限り、多少レントゲンを使った検査を受けたところで胎児に影響はないのです。また、100mGy以上の放射線を胎児が浴びてしまったとしても、生まれてくる子どもが何らかの問題を抱えているというわけではありません。

参考:『妊娠と医療での放射線について』日本放射線技術学会

人間ドックよりもストレスが大敵!不安なら病院へ質問に行こう

とくに、妊娠初期はお母さんのストレスが胎児の健康を大きく左右します。強いストレスは体調を悪化させる原因ですし、最悪の場合初期流産等につながる可能性もあるのです。妊娠中は、できるだけストレスを溜めこまないように生活するよう心がけましょう。

基本的に、一度や二度人間ドックを受けた程度では胎児に影響が出る心配はありません。ただ、妊娠初期は不安になって当然ですし、初めての妊娠ならなおさらです。

どうしても不安なら我慢せずに病院へ行き、一回の検査で受ける被ばく量や胎児や母体に影響が出るボーダーラインなどを詳しく聞いてみましょう。

みんなが気になる人間ドックのあれこれ

気になる病気から探す!
東京都内で受診できる
人間ドック施設3選

気になる病気や体調の不安を解消するためには、自分に合った検査内容が揃った人間ドック施設を選ぶことが大切です。
東京都内には、専門的な検査を受けられる施設がたくさんあります。
ここでは、会社指定の人間ドックではカバーしていない検査を受けられるおすすめの人間ドック施設を3つご紹介します。

遺伝や喫煙などによる病気
がん、脳卒中など

東京人間ドッククリニック

東京人間ドッククリニック

画像引用元:東京人間ドッククリニック
https://www.e-dock.jp/

おすすめコース

プレミアム人間ドック(全身MRI)

検査内容:基本検査、血液検査、腫瘍マーカー、胸部レントゲン、胸部CT、腹部エコー、胃カメラ、心電図、MRI(脳ドック)、内臓脂肪CT、全身MRIなど

検査へのこだわり

健康診断の胸部レントゲン撮影で完治できるうちに診断することが難しい致死率の高い肺がん。完治できる可能性の高い初期段階で診断できるよう胸部CTを標準検査にしている。

生活習慣が関与した病気
糖尿病、脂質異常症など

東京都済生会中央病院

東京都済生会中央病院

画像引用元:東京都済生会中央病院
https://www.saichu.jp/ningen-dock/medical-exam-center/about/

おすすめコース

メタボリックドック

検査内容:基本検査、アディポネクチン+インスリン採血、血液検査、胸部CT、腹部CT、胃内視鏡検査、上腹部超音波検査、肺機能検査、心電図、頚動脈超音波検査など

検査へのこだわり

治療に必要な知識習得のため、糖尿病教育入院を実施する総合病院が併設。検査結果によって生活習慣の改善が必要な場合でも医療の提供ができる

女性特有の病気
乳がん、子宮頸がんなど

東京メディカルクリニック

東京メディカルクリニック

画像引用元:東京メディカルクリニック
https://www.dock-tokyo.jp/

おすすめコース

プラチナレディースドック

検査内容:基本検査、子宮細胞診検査、マンモグラフィ検査、
乳腺エコー検査、心電図、頭部MRI、頭部MRA、
生活習慣病リスクAI検査など

検査へのこだわり

毎月、受診者を女性のみに限定したレディースデイを設け、男性と同じ検査フロアにならないよう配慮。また身体計測や婦人科の検査などは、女性の医師・スタッフが対応。

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【人間ドックについて】
人間ドックは、「自覚症状を持たない病気」や「将来的に病気を引き起こす可能性がある身体の異常」を早い段階で発見し、早期治療や予防を行うための総合的な検査です。
【人間ドックの費用】
クリニックで受ける人間ドックに関する検査は保険適用外となり、治療にかかる費用は全額自己負担となります。また、クリニックによってプランや検査数が異なるため費用が変動します。
【人間ドックにかかる期間】
提供しているクリニックや施設により、日帰りドック・1日ドック・2日ドック・1泊ドックなどさまざまです。実施している内容も異なりますので、詳しくは各クリニック・施設にお問い合わせください。
【副作用・リスクについて】
副作用やリスクなども検査方法によって異なりますので、不明点や不安な部分については、クリニックの医師に相談してから検査をご検討いただくことを推奨いたします。

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