50代男性
家庭でも仕事上でも重要な位置にある50代男性。そんな50代男性が人間ドックで発見されやすい病気や体の実情について解説していきます。
※2019年12月時点の情報です。
50代以降の男性が人間ドックで見つかりやすい病気
50代男性は、会社での要職についているという方もおり、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、様々な重責を担っている世代です。絶対に病に倒れられないという強い気持ちがあるものの、体力の低下は避けられない時期でもあり、疲労やストレス、長年の生活習慣が影響し、がんや糖尿病などの生活習慣病をはじめとした病気のリスクが高まりますので、十分な注意と高い予防意識が必要です。
50代男性が人間ドックで見つかりやすい病気としてまず挙げられるのが、糖尿病や高血圧、心疾患、肥満といったいわゆる「生活習慣病」です。日常では痛みや症状がみられない場合もあり、「サイレントキラー」という別名ももつ生活習慣病は、放っておくと命に関わる疾患につながる恐れがありますので、人間ドックで指摘された場合には、治療や生活習慣の見直しなどが必要となります。
人間ドックのオプションとして実施されることが多い脳ドックでは、脳血管疾患が見つかる場合があります。年齢を重ねるにつれ、血管の弾性がなくなってくると、脳梗塞のリスクも高まります。発症すると命の危険がありますので、早期発見・早期治療が重要です。
各部位の悪性新生物(がん)も50代男性に見つかりやすい病気として挙げられます。50代では、胃・肺・肝臓など、がんのリスクが考えられる部位はしっかりと検査を受けることが必要です。特に50代男性では、前立腺がんのリスクが高まってくる年代ですので、症状の有無に関わらず検査するのが望ましいでしょう。
50代男性・体の実情は?
気持ちは若いのに、体力が伴わなくなりはじめ、様々な体の不調が目立ちはじめます。それでも「自分は大丈夫」と言い聞かせたり、日々の多忙を理由にしたりして、病院の受診を後回しにしてしまう人も少なくないようです。いよいよ体調が悪くなり受診した頃には、病気がかなり進行してしまっていたという場合も…。
そうなる前に、ここまで健康に年齢を重ねた50代だからこそ、これから先も病気にならないために、日頃からの予防が大切。定期的な人間ドックは、体の状態を正確かつ詳細に把握することが可能ですので、50代以降の健康維持には欠かせないものです。
人生100年時代の今、まだまだ現役世代の50代男性にとって、定期的な人間ドックを通しての健康維持は、自分のためだけでなく、家族や職場のためにも大変重要なものといえるでしょう。
東京都内で、土日も人間ドックを受診できるクリニックを調査!
東京都内で、土日に受診でき、検査が半日以内で受けられるクリニック全4院を対象に、
- 検査時間
- 当日中に検査結果がわかるか(医師から結果をもとにした健康指導が受けられるか)
- 身体的負担の少ない、経鼻の胃カメラが受けられるか
を調査しました。
おすすめクリニック4選
- 東京人間ドッククリニック
(コース:胃カメラ・胸部CT付き人間ドック) -
- 検査時間
- 約80分
- 検査結果
- 当日
(検査結果説明:あり)
- 経鼻
- 〇
- 健診会東京メディカルクリニック
(コース:胸腹部) -
- 検査時間
- 2~3時間
- 検査結果
- 2~4週間後(検査結果説明:別日、要予約)
- 経鼻
- 〇
- MYメディカルクリニック
(コース:半日人間ドック) -
- 検査時間
- 2~3時間
- 検査結果
- 約1か月後(検査結果説明:別日、要予約)
- 経鼻
- 〇
- 東京ミッドタウンクリニック
(コース:人間ドック) -
- 検査時間
- 2~3時間
- 検査結果
- 約1か月後
- 経鼻
- 〇